今月ベーシックコースで制作しているロボットは愛犬ロボット「リトルドッグ」です。子犬のように軽快に歩きますのでその愛らしい動きを楽しんでもらえるのではないかと思います。
リンク機構によって作られた足をコミカルに動かしながら歩く犬型ロボットです。交互に足を踏み出させ、犬を速く前進させるために、どのようにリンク機構を取り付ければよいかを、実際にロボットを作りながら学びます。
4足歩行のロボットの作成例は他にもたくさんありますが、これは当時小学2年生の生徒さんの全国大会での優秀作品がもとになっていますので小学校低学年でも比較的容易に組み立てることができると思います。
人が歩行する際には右足・左足を交互に出しますが、犬などの4足歩行動物は、常歩(なみあし)速歩(はやあし)駆歩(かけあし)など、歩き方によって足の出し方が異なります。
このロボットも「右足と左足を同じ向きにつないだんだね。じゃあ今度は反対向きにつないでごらん。どうなるかな~」など、作製した前足、後ろ足を胴体部分のギアLのどの穴に接続するのか、接続した穴を変えた場合、ロボットの動きがどう変わるのかその違いを実際に見ながら学んでいきます。