今月、作成しているベーシックコースのロボットは、ぶつかりロボット「う王さ王」です。
混乱しうろたえて、右へ行ったり左へ行ったりする様を「右往左往」と言いますが、それへの掛け詞からの命名です。
一般的なロボットカーは、壁などに当たるとその場で立ち止まりますが、このロボットは、反対方向へと再び走り始めます。壁への衝突を検知する仕組みを取り入れたロボットカー(人間の運転なしで自動走行する自動車)となっています。
ロボットを組み立てる前に、スイッチの切り替えによってモーターの回転方向が反転することを学び、これを利用して、衝突を検知した際にスイッチが押されるよう部品を組み上げていきます。
二日目の応用編では、左右に動くことから、横歩きする蟹に見立てたり、ゴールキーパーの動きの連想から、サッカーゲームを楽しみます。
仕組みはとても簡単ですが、電気回路の基礎を理解し、将来の自動走行車への夢を育んでいただければと思います。